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Midorikawa 21AW LOOK
Midorikawa 21aw
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個展 杉本圭助 “明るい部屋”
個展
WHITE ROOM 明るい部屋
SUGIMOTO Keisuke 杉本圭助
@st company kiryu
開催期間:6月12日 (土) 〜 27日 (日)
公開制作:6月12日 (土)
i 南中 / 11:44〜
ii 日の入り / 19:02〜
(“明るい部屋” ©︎SUGIMOTO Keisuke)
この度、美術作家の杉本圭助による個展をst company kiryuで開催いたします。
杉本圭助は、平面作品を中心として制作を行い、個展やグループ展への出展など、精力的に活動を続けています。
今回は、杉本の代表作品とも言えるグリッドを用いたシリーズをメインにst company kiryuの1F−honkanギャラリーをはじめ各階の様々な場所で作品を展示、販売致します。
作品1点1点がみせる表情をぜひご高覧ください。
st company kiryuの独創的な建物と現代美術のコラボレーションをお楽しみに。
■杉本圭助のひとり言 〜個展の開催によせて〜
●身近なこととして TOMODACHI
日常生活で、身の回りに好きなものを置くこと、ちょっとした面白いこと・ワクワクすることに囲まれることが、何よりも豊かな瞬間ではないかと考えています。
以前に、私がアイスランドを旅した時のこと。
今でも印象深く覚えています。
現地の人々の生活には、絵や音楽など芸術が身近にあり、あらゆる人が芸術を楽しんでいました。
漁師は漁のない冬のあいだに可愛いデザインのニットを手編みし、美術館には地元の絵描きの見たこともないような独創的な絵が並んでいました。
芸術が誰しもに開かれている、その温かな雰囲気が街の中に溢れていました。
世界が風とともに前進を続ける中、私たちはさまざまな思索をめぐらせています。
自然との関係、家族や仲間との過ごしかた、人生で何を大事にするのか?
何を着て、どこに住んで、何を食べて・・・暮らしぶりも変化してきています。
私も色々な思索をめぐらせ、日々、感性の実験を試みています。
皆様に、st company kiryuでより身近に作品を感じてもらえることがとても嬉しいです。
いつも通りstのお店にふらっと来られる感覚で、友達と会話をするように作品を楽しんでいただければ幸いです。
●手法と公開制作 VISUAL
今回の展示のメインとなるグリッドを用いたシリーズは、木製パネルに絵の具を何層(40-50層)にも塗り重ね、
糸やリボンを埋め込み、その上にまた絵の具を重ね、乾いたら、糸・リボンを引き抜きます。
そのようにして線を描いています。
(“Room #2-3” ©︎SUGIMOTO Keisuke)
今回、個展初日の6月12日(土)に公開制作を行います。
国立天文台が発表している群馬の南中(11:44〜)と日の入り(19:02〜)の時刻から制作を始めます。(各15分程度)
st companyに差し込む太陽の光の加減がそれぞれ違うことから、2度のタイミングで、その場所で、その光の下、作品を作る技法を覗き見していただき、作品が出来上がる過程の一部を皆様と共有したいと思っています。
●桐生と私 12 YEARS AGO
ご縁あって、2009年にst companyのrippleというスペースで個展をさせていただきました。
25歳の時でした。
10年以上も前のこと。
ポストモダンな建築、
美味しいお店がたくさん、
八木節祭りに触れ、
街のサイズ感も好きで、
桐生の皆さんの多大なもてなしを受け、
それから桐生という街に愛着が湧き、個展が終わる頃には、住みたいとまで思うようになっていました。
(ripple / st company)
〜 profile 〜
杉本圭助
美術作家
1984年 大阪生まれ
2008年 神戸大学 建築学科 卒業
©️Light&Will
“時間”や“動き”といった物理的な現象を、美術作品の中で結びつけていくことが杉本の平面作品の特徴。
物理的な現象を概念化したのは、人間。
実は、杉本の制作には一貫して“人間”というテーマがある。
物理学のように、世界を説明するための理論や方法を、先代の人間が試行錯誤して考え出してきた営みに杉本は注目している。
その営みを“人間らしさ“と捉える。
人物や風景といった対象を平面に描く、という手法ではなく、“動き”や“速度”や“時間”といった形として目に見えないが、人間が概念化してきた事象であり絵を描く上でその構成要素でもある現象(線描に用いる糸にかける力の加減、時間の経過による乾燥など)と対峙し、それを平面という二次元の世界で表現する。
人間の思索の系譜に触れ、平面がなんであるかという根本に問いかけ、作品制作を通じて杉本なりにこの世界を把握する方法を模索し続けている。
個展
2009 “ 玉乗りキノピオのバブル ” NOW IDeA by UTRECHT , 東京
2009 “ 玉乗りキノピオのバブル ~青い鳥とpop spring mountain~ ” ripple by stcompany , 群馬
2010 “ 光の造物学者 ” 屋外 , ハンブルグ
2010 “ 心の神殿 ” Pulp , 大阪
2011 “ rules ” 児玉画廊 , 京都
2012 “ 無機の儀礼 ” 児玉画廊 , 京都
2013 “ 不自然の状態 ” 児玉画廊 , 京都
2017 “ 物理 / 霊媒 ” 児玉画廊 , 東京
グループ展
2011 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 11 ” 児玉画廊 , 東京
2011 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 12 「Good Looking Little Ones」 ” 児玉画廊 , 京都
2012 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 14 「四角と不条理」 ” 児玉画廊 , 東京
2012 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 16 「Art Builder at Work」 ” 児玉画廊 , 東京
2014 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 20 「not a total waste」 ” 児玉画廊 , 京都
2014 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 24 油画考♯1「コンセプト、イメージ、画材のコンジャンクション」 ” 児玉画廊 , 東京
2014 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 25 「JUST THE WAY IT IS」 ” 児玉画廊 , 東京
2015 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 31 「絵画を作る方法」 ” 児玉画廊 , 東京
2018 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 41 「Intension of Technique」 ” 児玉画廊 , 東京
2018 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 43 「海上の道 セッション1」 ” 児玉画廊 , 東京
2019 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 48 「AaA」 ” 児玉画廊 , 東京
2020 “ イグノア・ユア・パースペクティブ 55 「Reforming Perceptions」 ” 児玉画廊 , 東京
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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個展
WHITE ROOM 明るい部屋
SUGIMOTO Keisuke 杉本圭助
@st company kiryu
開催期間:6月12日 (土) 〜 27日 (日)
公開制作:6月12日 (土)
i 南中 / 11:44〜
ii 日の入り / 19:02〜
(公開制作終了後にクローズ)
※ 最終入店は、「19:00」とさせて頂きます。
19:00までに入店がない場合に関してはクローズさせて頂きますのでご了承くださいませ。
※ 期間中定休日: 6/15(火),16(水),23(水)
住所:〒376-0036 群馬県桐生市川岸町177-4[Google Map]
TEL: 0277-22-5535
メールでのお問い合わせはこちら
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doublet × st company 「ぐんまちゃんTシャツ」
Forever My Home
“永遠と心に故郷(ふるさと)を”
doublet × st company
「ぐんまちゃんTシャツ」
地元群馬を愛するdoubletとst companyが今回タッグを組んだのは「ぐんまちゃん」。
群馬県のゆるキャラ宣伝部長「ぐんまちゃん」の人形が、胸ポケットから飛び出したスペシャルなアイテムが完成しました。
「Forever My Home」というメッセージの刺繍も施し、“いつも心にふるさとを“という気持ちを込めたハートウォーミングなアイテムです。
群馬といえば、
「温泉」、「上毛かるた」、「空っ風」、「だるま」、「焼きまんじゅう」、「ダブレット」、「エスティーカンパニー」
今回は群馬県民の定番デート「焼きまんじゅうデート」のシーンを切り取りました。
甘塩っぱくてとても美味しい「焼きまんじゅう」はお店さんで焼きたてを食べたいものです。
※st company 本社桐生の名物「アイスまんじゅうデート」もオススメです。
「ぐんまちゃんTシャツ」
カラー:ホワイト、ブラック
サイズ:S , M, L ,XL (UNISEX)
プライス:¥25,300円(税込)
販売店舗:
st company kiryu / 群馬県桐生市川岸町177-4[Google Map]
st company takasaki / 群馬県高崎市八島町46-1 高崎OPA2F[Google Map]
st company online store
販売日時:
2021年4月29日(木)
10:00~
st company takasaki
st company online store
11:00~
st company kiryu
※数量限定の為、無くなり次第終了となりますのでご了承くださいませ。
皆様のご利用スタッフ一同心よりお待ちしております。
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st company × mister it. “Bonne journée HAT”
st company × mister it.
special edition
“Bonne journée HAT”
mister it.によるst company アニバーサリースペシャルアイテムが登場。
デザイナー 砂川 氏によるst companyの為の限定アイテムとなります。
このHATを被って良い一日を過ごして頂きたいという思いで”Bonne journée HAT”という名前もつけております。
同じHATでもリバーシブルで使用できたり前後で変えたりツバを折り返してみたりと気分によって色々な被り方ができます。
stcompanyのみで購入できるスペシャルなアイテムとなりますのでこの機会をお見逃し無く。
【 mister it. 】
人の為に服を作る
実在する人の顔を浮かべながらその人が喜びそうなちょっとした気遣いをデザインに落としこむ
【 DESIGNERプロフィール 】
・ Designer 砂川卓也
・ 2012年よりMaison Martin Margielaのデザイナーとして勤務
・ 2018年春夏シーズンより自身のブランドmister it.を発表
販売開始日時
2021年04月3日(土曜) 〜
※各店舗販売開始時間がことなりますのでご注意ください。
st company × mister it.“Bonne journée HAT”
No’:natalie-21ss-st
Col’:BEIGE
Size:F
Price:23100円(税込)
販売店舗:販売開始日時
・st company KIRYU
4月3日(土曜)11:00〜販売開始
桐生店についてはこちら
・st company TAKASAKI
4月3日(土曜)10:00〜販売開始
高崎店についてはこちら
・st company ONLINE STORE
4月3日(土曜)11:00〜販売開始
オンラインストアはこちら
※各ショップ数量限定の為、無くなり次第終了となりますのでご了承くださいませ。
皆様のご利用をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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On × Roger Federer「THE ROGER」
st companyではお馴染みのスイスのパフォーマンスブランド「On(オン)」と、Onのシニアチームメンバーであるロジャー・フェデラー選手とが共同開発したスニーカー、「THE ROGER | Centre Court 」(ザ・ロジャー センターコート)が、11月5日(木)に販売開始します。
7月に発売した「THE ROGER Centre Court 0-Series」(ザ•ロジャー センタコート ゼロシリーズ)のディティールを 新たに、「THE ROGER Centre Court」としてリリースします。
「THE ROGER | Centre Court」は、フェデラー選手のトップテニスプレーヤーとしての知見と、Onが誇る最新のテクノロジーを融合させることで、伝統的なテニスシューズのフォルムを再定義したデザインのスニーカーに完成。
Onの世界特許技術であるCloudTecシステムや、爆発的な蹴り出しを生み出すSpeedboardを内蔵し、抜群のクッション性と軽さを兼ね揃え、シンプルで洗練されたデザインで、最高の履き心地を実現したことが最大の特徴となっています。
アッパー素材には軽量ビーガンレザーを使用し、一般的な天然皮革と比べて環境負荷を約30%抑えながら軽量化を実現するなど、環境にも配慮したこの新たなスニーカー。
ソールは、OnのCloudTecにガムソールを施しクラシカルな印象に。
今回のこの貴重な機会をお見逃しなく。
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THE ROGER | Centre Court
価格:20,680円(税込)
カラー:White / Gum
サイズ:(Men’s)26.0~28.0cm、(Women’s)22.5~25.5cm
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発売日:11月5日(木)〜
販売店舗:
st company onlinestore
st company kiryu
〒376-0036 群馬県桐生市川岸町177-4[Google Map]
TEL: 0277-22-5535
st company takasaki
〒370-0849 群馬県高崎市八島町46-1 高崎OPA 2F [GoogleMap]
TEL: 023-20-8534
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20AW Men’s New Brand ~ and wander ~
st company KIRYUの阿部です。
2020AWシーズン、st company KIRYUメンズブランドの今回のご紹介は、 “and wander ” となります。
<and wander>
2011年の春夏からスタートした日本発のアウトドアブランド“and wander(アンドワンダー)”。
ISSEY MIYAKEなどパリコレクションのランウェイを彩るブランドで培った企画力を持つデザイナーが、自然に触れることに魅せられ、山を楽しみ、肌で感じたリアルな感覚を表現。
時には都会や山の中で自転車を楽しみ、時には冷たい雨や風が吹く登山も楽しむ。
シティやちょっとしたキャンプから、厳しい山の環境まで、それぞれのシーンに適切なアウトドアウエアとギアを提案している。
st companyでは初の本格的な機能性アウトドアブランドの取り扱いとなります。
ファッションを楽しむにあたり、今や機能性は欠かせない部分となっており、素材の品質、軽さ、防水、撥水、吸水など機能性の高い服を日常的に取り入るスタイルは心地良い暮らしには欠かせません。
ただ機能性に特化しているだけの商品は世の中にもありふれています。
and wanderは機能性、デザイン性共に満足のできるアイテムを製作していて、ライフスタイルに必須なギアとしての意味合いも多く持ち合わせています。
st companyでは、このギア的な要素と、モードな服をミックスすることで新たな提案をしていきます。
20AWシーズンでセレクトしたアイテムの中でもオススメは「2.5layer rain jacket」シリーズ。
ショートジャケットとプルーバータイプの入荷がありますが、共にPERTEX SHIELDを使用し耐久撥水性のあるレインウエアです。
プルオーバータイプは、裾に納めている生地を出して着丈を長くしたり収納したり天候の変化にも対応でき、
また蒸れた時に活躍する脇下のベンチレーションなども活躍します。
ファッションとしては、着丈の調整ができるので色々なバランスで冬のレイヤードスタイルを楽しめます。
そして話題のBarbourとのコラボレーションアイテム。
クラシックなBarbourのテキスタイルではない、リフレクタープリントの素材を使用した軽量撥水性リップトップジャケットは、and wanderだからこそ実現したbarbourが認めた一品。
その他、バックパックやサコッシュなどand wanderの代表的な人気アイテムは、日常使いにも登山やアウトドアフィールドでも活躍する優れもの。
特にダイニーマ繊維をUV樹脂でラミネートしたフィルム状の素材のアイテムは、高い防水性と引裂強度がある超軽量素材で必見です。
ファッションが好きで、山や川などアウトドアフィールドにも行く方や、自転車を乗ってる方、軽い素材のものを探している方などには特にオススメしたいブランドです。
and wanderの展開は9月の中旬を予定しています。
st company kiryuのInstagramで告知をしますので、楽しみにお待ちくださいませ。
是非店頭でand wanderの商品を触れて頂き良さを実感して頂きたいです。
皆様にお会いできることをスタッフ一同心よりお待ちしております。
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SEVEN BY SEVEN 20-21AW LOOK
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20AW Men’s New Brand ~SEVEN BY SEVEN~
こんにちは、st company kiryuの内藤です。
yoshiokuboに続いて、20AWではSEVEN BY SEVENの取り扱いもスタートします。
<SEVEN BY SEVEN>
かつてゴールドラッシュに沸き、ヒッピーやビートニクといった思想文学を育み、またストリートをアートの舞台に押し上げたカルチャーの街としても知られるサンフランシスコ。
デザイナーの川上淳也氏は20代の大半をその街で過ごし、古着の倉庫に通う日々の中で出会った様々な人種の人間たちの自由な強さに影響を受けました。
帰国後、その時の体験をもとに少しずつ自身の表現を始めます。古着の解体から再構築、また当時出会った人々の自由なパーソナリティを込めたデザインはやがてSEVEN BY SEVEN(同地の愛称)としてブランド化していきました。
ルーズに着崩されたスタイルはサンフランシスコの気風でもあり、ワークウェアの持つタフさは野暮ったい美しさでもあります。
(公式ホームページより引用)
SEVEN BY SEVENは「古着であって古着でなく、現行であって現行でない」
基本的にはシンプルなアイテムが多く、上質な生地と高い技術力によるテキスタイルデザインや美しいシルエットが魅力の1つです。
また、ワークウェアの雰囲気やアメカジらしい明るい色使いにより、野暮ったさを色濃く演出しています。
この上品さと野暮ったさを同居させるデザインこそがこのブランドの世界観を作り上げ、多くの人の心を掴んでいます。
「古着であって古着でなく、現行であって現行でない」ということはどういうことなのか。
色んなブランドで古着の解釈は行われていますし、最近は特にその流れが強いように感じます。
SEVEN BY SEVENが作るデニムジャケットはその解釈の仕方が面白いです。
古着においてはデザイナー川上氏の絶対的なバックボーンがあり、それを支える高い技術力がこのブランドの軸にあります。
大き目のサイジングと絶妙な加工により古着の持つ雰囲気がありつつ、こだわりのある生地選びにより品のある表情も覗かせます。
生地1つとってもオリジナルのものもあれば、100年前のデッドストックの生地を使っているものもあります。
細部からヴィンテージを感じ取れる、野暮ったさを楽しめるアイテムの数々です。
もう1つこのブランドを語る上で欠かせないのが、再構築のアイテムです。
こちらは再構築のアイテムの中でも定番的なアイテムです。
古着のウェスタンシャツ2枚をそれぞれ3分の2枚ずつに裁断し、組み合わせたシャツです。
古着のシャツから作っている為、色味や傷など1つ1つ違いがあります。
左右で色のコントラストがあったりと、一味違うスタイリングを楽しめます。
SEVEN BY SEVENの魅力の全ては写真では伝わりません。
このブランドだけが生み出す、雰囲気がポイントです。
古着の顔を持ち、現行の顔も持つ。
他のブランドや古着とも相性が良くメインにも脇役にもなれる万能さ、着心地も抜群で長く着ていきたいと思わされ、着れば着るほど愛が深まるアイテムたちです。
最近アパレル業界ではサスティナブルがキーワードとなり色々なところがそれを謳っています。
SEVEN BY SEVENは確かに古着を材料にして新しい服を作ったり、デットストックの生地を使っているので、サスティナブルと言えます。
ただこのブランドはサスティナブルを求めてのファッションではなく、ファッションを求めてのサスティナブルなのです。
かっこいい、ずっと着ていきたいと思える服が結果としてサスティナブルに繋がっている。
服好きにとってこんな素敵なことはないのではないでしょうか。
SEVEN BY SEVENの展開は9月中旬を予定しています。
st company kiryuのInstagramで告知をしますので、楽しみにお待ちくださいませ。
店頭でお会いできることをスタッフ一同心よりお待ちしております。
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20AW men’s New Brand ~ yoshiokubo ~
みなさんこんにちは、st company kiryuの内藤です。
8月に入り、店頭では本格的に秋冬アイテムが展開されています。
20AWのmen’sブランドでは「yoshiokubo」の取り扱いが始まります。
<yoshiokubo>
デザイナーは久保嘉男氏。
オートクチュールデザイナーRobert Dane氏のもと4年間ニューヨークでクチュールの全てのコレクションを氏と共に製作に携わる。
帰国後yoshiokubo 05年S/Sよりコレクションを発表。(公式ホームページより一部抜粋)
20AWのコレクションテーマは「POISON IVY」
直訳すると漆です。漆を起点に失われつつある日本の文化に焦点が当てられたコレクションです。
yoshiokubo 2020-21FW LOOKはこちらから
コレクションアイテムでは鎧モチーフのアイテムが現れ、yoshiokuboらしい象徴的なルックとなりました。
パリコレを見てた皆さんは衝撃を覚えたのではないでしょうか。
20AWのコレクションは素晴らしいもので、多くの人が好きなテイストだと思います。
シンプルでミニマルささえありつつも、着方が何通りかあったり、クチュール出身の久保氏が魅せる独特で美しいカッティングとシルエット。
今までのstには無かったエッセンスであり、幅を広げてもらえるきかっけになります。
このブランドの魅力は、コレクションテーマの表現力とシルエットだと僕は思っています。
コレクションテーマの表現力とは、今シーズンでは「漆」というテーマに対して、漆を起点として「失われつつある日本の文化」という表現の幅を出しています。
やかんと折り鶴が刺繍されたキャップがありますが、鎧以上に身近な失われつつある日本の文化で、訴えかける力があります。
和をシルエットとして取り入れているブランドは良く見ますが、見た目のかわいい、かっこいいだけでなく、一歩奥に進んだ表現がこのブランドのかっこよさの1つです。
またシルエットにおいては、久保氏が1番こだわっているポイントです。
クチュールを学んだその技術を活かし、デザインを描きながら、バターンも引けるという事が強みで、他には無いシルエットのデザインを考えることが出来ると言っていました。
シルエットは卵型のシルエットが意識され、ディテールを見てみると、曲線のカッティングやデザインが多く見られます。
シンプルなアイテムながら、この曲線が意識されたカッティングや、こだわられたシルエットが良いアクセントとなり、個性あるスタイリングになります。
お店では8月下旬展開予定になります。
詳しくはお店のInstagramで告知されますので楽しみにお待ちください。
このブログでは語りつくせない良いブランドです。
是非店頭で実際に触れて着て良さを実感して頂きたいです。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしています。
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yoshiokubo 20-21AW LOOK
<yoshiokubo>
20-21 AW paris collection
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st company代表 / 環 敏夫が「ルーツ」から「これからの未来」を語る #3
st company代表 / 環 敏夫が「ルーツ」から「これからの未来」を語る
# 3 「これからの未来」
◼京都美山にあるCOSMIC WONDERを訪問して
移転先の建物は、3階建て、2階建ての2棟が連結した立体的な構造で、全フロアの総面積は、660平米でした。
元々は老舗の和菓子屋です。
3階の建物は店舗、製造工場スペース、倉庫、住居、
2階の建物は製造工場で働く社員の方たちの社員寮でした。
この空間をリノベーションして今までにない新たなお店、未来の服屋を作れるのではないかと思いました。
工事着工2017年3月から2018年3月オープンまでの1年間ですが、この1年間は長い様で短いあっという間の時間でした。
その1年の準備期間中、京都美山にあるCOSMIC WONDERの拠点を訪問しました。
京都駅から車で約2時間、距離にして80kmに位置するこの村でCOSMIC WONDERのチーム皆が暮らしていて、デザイン、制作、出荷まで行っています。
「日本の原風景」とも言えるこの美山のかやぶき集落の中で暮らすCOSMIC WONDER主宰の前田家族と過ごした3日間は何か大きなものを感じました。
COSMIC WONDERが拠点を置く、京都府南丹市美山町の風景。
今振り返ってみると、その時の体験やCOSMIC WONDERの存在はとても大きく感じていますし、私たちの活動に少なからず影響していると感じています。
2018年3月のオープンまでは多くの皆様に助けて頂き本当に感謝しています。
このお店のオープンは、今までの経験の中でも経験したことのない一大事業でした。
計画段階でもいち早く手を上げてショップインショップの展開に参加してくれてたブランドやメンバーは今もこれからも親戚関係として共に高みを目指していきたいと思っています。
2017年の冬。計画中の現場での打ち合わせ風景。
st company KIRYUがオープンするまでは産みの苦しみ、産みの喜びが同居していました。
何かを作り出す時、立ち上げる時は必ず存在するこの感覚。
オープンした時には大きな安堵感と達成感、そしてこれから新しい時代を生み出す、新しい服屋の時代を作るという意気込みが強くなりました。
本当の意味で自分の中のスイッチが入りました。
◼神様もこのお店のオープンを一緒に祝ってくれている
レセプションの日は沢山の人が集まってくれ、記念に残る感慨深い1日となりました。
2F cafeで行ったレセプションパーティー。
何より印象に残るのはオープンと同時にご来店くださった顧客の皆様。
オープン時間まで並んで待ってくれていました。
長い間st companyに通ってくれている方々です。
この建物には何か大きな力を感じます。
レセプションオープンの前の日には大雪が降り、そして当日の夕方には大きな円形の虹が出現して皆を驚かせました。
神様もこのお店のオープンを一緒に祝ってくれていると感じた瞬間でした。
この建物が常に上を向く意識を作ってくれ、自然と自分がその様な状態になってきています。
高みを目指すこと、人が輝くこと、そんな意識を作り上げてくれます。
レセプション当日の夕方、皆を驚かせた大きな円形の虹。この一時会場は歓声の後静まり、皆大きな虹に見入っていた。
本当に楽しいお店で、明日と未来を作り出す素晴らしいお店です。
私は、この店と共に生きています。
◼ECには落とし穴、実店舗に磨きを
今、ファッション産業が変化を起こす時代になりました。
昨今の状況ではアパレルブランド、百貨店、商業施設が、オンライン、ECショップの強化を図っています。
その方法も1つかとは思いますが、自分はその動きが全てではないと思い、少し疑問を感じています。
インバウンドの人が来なくなったら、次はオンラインで全国の消費者の方を相手に販売する。
現店舗をもう一度見直していかないといけないと思います。
現店舗に足りない部分があるから、それが何なのか考え補い作り出すことが大事だと思っています。
もっと知恵を絞って店舗にさらに磨きをかける、そして人に磨きをかける。
実際に服に触れ、素材感、色目、デザインを肌で感じ、お客様と店舗スタッフとのコミュニケーションから生まれるてくる感覚。
体験型の実店舗があってこそ、そのお店のECサイトが初めて活きてきます。
もっと面白い発想で面白いお店作りをしたら、絶対に人は集まります。
お店としての魅力がないから人が集まらないのです。
そこに大きな落とし穴があります。
◼人類は空想人
アパレルだけでなく、他の産業、すべての業種が今の時代「人」に代わりAIが進化して様々な事業で使われてきています。
そして新しいお店のあり方が問われていると感じています。
国内のマーケットでも多店舗展開、インバウンド狙い、出店ラッシュなどが相次いでいましたが、今回の一件があり、今後は身の丈にあった店舗運営が見直されてきます。
弊社でも他にはない、独自路線での一番を作り上げることを目指しています。
お客様本位、社員本位、取引先本位で考えていくと、自然と正しい答えが出てくるのではないかと。
人間は知恵を使い創造することのできる生き物で、0ゼロから物事を考え作り出すことができます。
人類は「空想人」です。
これは、AIにはできない事です。
◼転んでもまた立ち上がる
今回の感染症問題で、厳しい側面を迎えている大手企業も多く存在します。
自分が思うに事業展開の方法が、株主目線ではダメ。
お客様目線で物事を考えること。
皆んながワクワクすることを考え、形にしていくこと。
怖がって前に進まないのは絶対ダメ。まずは行動に移す事。
そこで失敗をしても、転んでも、また立ち上がれば良い。
そして、また転ぶかもしれないし、また怪我をするかもしれない。
そうしたら、また立ち上がれば良いんです。
自分は過去の失敗の数が誰よりも多いと思いますし、それと同時に立ち上がった回数も多いと自負しています。
「無駄骨をどれだけできるか」が必要なんじゃないかと思います。
◼桐生への移住者
桐生にも新しいお店を作る若いオーナーさんが増えてきています。
st company KIRYUの隣に店を構えた「ふふふ」さんや、約300m離れた同じ通りには当店でも取り扱いのある「hirari」さんは、昨年桐生に移住してきて活動を始めています。
良いお店作り、より良い未来を作ろうとしています。
隣の店舗「ふふふ」。ファッションデザイナー夫婦が東京から移住してオープンしたアトリエ兼ボードゲームカフェ。
彼らも少なからず今回の感染症問題で影響を受けています。
今までの経験を生かして自分がまず最初に動き、その行動が少しでも彼らに対し正しい道しるべとなればと思っています。
彼らは私たちの地元桐生に移住し、活動を始め街を共に活性化させていく仲間です。
出会い、人と人との繋がりは1番大事で、これからも共に活動をしていきたいと思っています。
全行程を自身の手で行うプロダクトブランド「hirari」のアトリエ兼店舗。
「今がチャンス、こんなチャンスはない」という考え、発想を共有していきたいです。
自分は1990年代の氷河期を経験しているから、今回の感染症問題もさほど怖くはないです。
今のこの状況でも、前向きに日々を過ごしています。
自分自身に不安要素が少ないので、自然とst company社員皆の不安要素も少なくなっているのを感じています。
◼リセットの繰り返しによる進化
自分は、常に「リセット」する事を心がけています。
日々、毎月、毎年、「リセット、リセット」
その繰り返しです。
21世紀で通用するお店は、常にリセットして新しい発想をして未来を描き、進化していくことが必要となります。
後は、「皆んながワクワクすることは何なのか?」
ただ、それを考えるのが好きなんです。
デザイナーの方たちとも同じ目線で一緒に物事を考えています。
自分の場合、取引先との関係性の中で、「ブランド」、「会社」という枠組みの中での付き合いという意識はなく、皆さま各個人「人」としてお付き合いさせて頂いています。
その「人」個人が魅力的かどうか。
まだまだ才能ある面白いデザイナーに会えるのが楽しみですし、次なる「人」との出会いが進化を生み出します。
未来を作るのは次なる「人」と会うことです。
◼目指すは、「田舎の日本一」
今回の件で「リモート」で効率化した企業なども多くあるかと思いますが、そこにも違和感を感じています。
やはり、そうではなく人と直接会って、膝を詰め合わせて話し合う。
このことがとても幸せな事で、大事な事だと思います。
日々のニュースを見ていると、色々と疑問に感じることが多くあります。
多くの不安を抱えながら生活を送っていて、仕事も不安にかられながら取り組む。
その現状は、本当にこれで良いのかと。
食事は笑顔で楽しく、色々な話題、色々な喜びを共感するのが本来の会食。
楽しい事、ワクワクする事を想像しながら日々を過ごす事ができる日々が本当の理想です。
ファッションに携わる人たちの明るい未来を一緒に作りたいし、
お店に遊びに来てくれるお客様の笑顔が見たいじゃないですか。
料理人が新メニューを考えるのと同じで、
服屋の役目は、お客様が喜ぶ服、服を着て笑顔を作ってもらうこと、それ以外には何もないです。
今回の感染症問題もこの店st companyがあるからこそ不安感が少なからず和らいでいると思います。
4月、5月と過ぎて、6月17日今現在でも私自身、心身共に健康であることが幸せです。
今の状況下で、この建物の持つ計り知れない力を私は強く感じています。
これからお客様にもっと楽しい場所を提供できるように、来年の3周年に向けてまだまだやることが沢山あります。
st company社員皆とこれから来たる明るい未来に向かって、新しいものを作り上げていきたいです。
社員にも夢を与えたいし、私自身が「夢見る爺さん」です。
70歳になった今も、お客様、取引先、関係者の皆様、今の社員と一緒にこのお店をやれているのが本当の喜びです。
これからも自分の歩幅で、身の丈にあったやり方で「田舎の日本一」を目指していきます。
出るか、出ないか分からないお化けを怖がるのではなく、その時に考える。
その時の備えをしておく事が大事だと考えます。
st company代表 / 環 敏夫が「ルーツ」から「これからの未来」を語る
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st company代表 / 環 敏夫が「ルーツ」から「これからの未来」を語る #2
st company代表 / 環 敏夫が「ルーツ」から「これからの未来」を語る
# 2 「長いトンネルの時代」
◼st companyの変革期、成長期
前回の時もお話しましたが、会社が軌道に乗り始め多店舗展開を始めた時期(1990年代前半)にお付き合いのあった、小川修平の率いるファッションブランド「1%」、「COMPOSITION」の片山さん、「2OR+ BY YAT」などとは一時代を共にし、良い思い出となります。
その頃のst companyは「セレクト業態」と「オンリーショップ業態」のミックスをしていました。
路面店ではst company独自のセレクトの展開(インポートブランド含む)、施設内ではブランドのオンリーショップの展開(VIVAYOU、AS KNOW AS、ATELIER MEIKUなど)を広げていきました。
当時、高崎サティーの1F(現OPA高崎)では地方初の「TSUMORI CHISATO」のオンリーショップ、路面店舗ANTENNE DEUXのB1Fフロアでは「ZUCCa」のオンリーショップも展開し、話題になりました。
ピーク時、st companyは桐生市、前橋市、高崎市、足利市(栃木県)で合計17店舗の展開、社員総人数70人以上の規模感で、株式の店頭公開も考えていた頃です。
1998年の3月に3フロア展開のお店「post in time」を前橋市の町中にオープンしました。
1998年の3月、前橋市にオープンした路面店「post in time」
レディースが9割を占めるブランド構成から今までにはないメンズ主体のセレクトショップとして始動し、この後のst companyの変革期、成長期と捉えて前へ前へと突き進んでいました。
◼理念なき経営は成り立たない
しかし、この目論見は誤り、翌年1999年、翌々年2000年の2年間で累計赤字1億9000万円という最悪の結果となりました。
この状況では普通は、間違いなく倒産です。
ですがそんな状況下で多くの方が手を差し伸べてくれました。
どん底の時に手を差し伸べてくれた方々がいたからこそ今のst companyがあります。
その中には、今では大手アパレルの役員の方もいて、全面的にバックアップして頂き支えてくれた事は本当に感謝していますし、自分の大きな分岐点ともなりました。
その当時は、何でも想い通りになると思い、完全に驕っていましたね。
全てが勘違い、思い違い。
全てが幻で終わりました。
その後、色々な人の支えがあったからこそst companyが存続していることを再認識し、経営理念を作りました。
感謝 絆 真心 奉仕
素直 情熱 無我夢中
これが、st company の経営理念です。
理念なき経営は成り立ちません。
◼ファッションと人が好きだから乗り越えられた
それから、7、8年「長いトンネルの時代」の到来です。
当時は、自家用車なども処分して本当にすっからかんになりましたよ。
信頼している取引先からも「社長がやる気があれば大丈夫です!!」と応援され、
私は、絶対に諦めませんでした。
2001年以降、そこからは店舗のスクラップ&ビルドを続けていきます。
その長いトンネルの時代では、過去の経験を生かし、動き方が慎重になりました。
とにかくマイナスに考えるのではなく、慎重に動きつつ、挑戦をしていく姿勢を心がけ、
良くも悪くも常にリセットをして次のことを考え行動に移す。
そして、絶対に夢を諦めませんでした。
本当にファッションと人が好きだから乗り越えられたんですよね。
その後、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災もありました。
2011年にはst companyの新たな試みとして、桐生店の1区画を改装しcaféをオープンしました。
試行錯誤し、やっとの思いで完成したcaféのレセプションオープンは2011年3月11日で、忘れもしない記憶に残
る日となります。
東日本大震災の時は、計画停電、交通機関の麻痺、ガソリン不足などあり約3ヶ月間は経営的にも厳しかった状況でしたが、「長いトンネル」を抜けた経験があったからこそその状況にも動じませんでしたね。
各ブランドさんとのst独自のイベントの開催、コミュニティーの場所としてcaféを作ったり、店先で地域のマルシェ(スマイルマーケット)を開催したり、試行錯誤して運営している中、このままでは洋服屋の未来が見えない、と限界を感じていました。
◼一番にならなかったらダメ
新しい洋服屋のあり方を考え直していて、駐車場を構えた郊外店舗への移転を構想していました。
そんな時、知り合いから
「環さん、街中で面白い物件がありますよ!」
と連絡がありました。
郊外店舗を構想していたので、初めは「街中だから微妙だな〜、、、」と思っていましたが早速不動産屋さんに仲介してもらい、物件を見に行くことにしました。
そこには、荒れ果てた元和菓子屋の廃墟が存在していました。
10年近く触れられていなかったであろう軋むシャッターを開け、1階から1部屋1部屋を見て回り、そして2階、3階、屋上へと足を運び全ての空間を見ていくうちに、今まで見たことのない立体的な迷路のような建物の面白さに魅了されていきました。
2016年初めて見た時の物件の写真。1Fから3Fの荒れ果てた様子。
その時、この建物と自分との相性を感じ、「自分がやるのはここしかない!」と直感が働きました。
そして「この建物をデザインするのは、彼しかいない」と確信し丁度その頃縁のあったdessence山本和豊さんに
すぐに電話し、桐生まで視察に来てもらいました。
振り返ると、洋服屋の限界を感じていた時期に「NEWLAND」(注1)を見たのは大きなきっかけでした。
店舗運営の方向性や、何か新しい未来へのヒントを感じたのでしょう。
その「NEWLAND」を計画、設計したのが、dessenceの山本和豊さんでした。
埼玉県熊谷市の「NEWLAND」
(注1)
NEWLANDは東日本大震災の翌年、2012年に埼玉県熊谷市にオープン。
かつて大型クレーンの教習所として使われていた敷地や建物をリノベーションして生まれた複合商業施設。
敷地内の建物は、洋服、生活雑貨、caféなど多彩なショップが入る「SHOP」、ワークショップのための教室と宿泊設備を備えた「SCHOOL」、ギャラリー、インテリアショップ、設計事務所の入る「HOUSE」の3棟で構成され、さらに敷地内には、種々の実をつける木々が植わる「edible garden」が四季を彩る。
2021年リニューアル予定。
服屋が洋服好きの仲間を増やす、新しい洋服屋のビジネスの方法。
志を高く持って新店舗を作ろう!
一番にならなかったらダメだと思っていました。
井の中の蛙ですが、「田舎で日本一」。
洋服屋の未来を作る。
st company代表 / 環 敏夫が「ルーツ」から「これからの未来」を語る
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