toggle

EVENT

COSMIC WONDER 「North Village Light」展

by 4月 16, 2023

COSMIC WONDER
「North Village Light」展

 

開催期間:

4月26日(水) ~ 5月7日(日) @st company TAKASAKI

5月13日(土) ~ 5月21日(日) @st company KIRYU

 

st companyでは、春と夏を心地よく楽しむための色彩豊かなコレクション「North Village Light」が2店舗を巡回します。


COSMIC WONDER主宰、現代美術作家の前田征紀氏が体験や創造、記憶の断片を組み合わせて作り上げた美しいコレクション。

1年に1回発表するコレクションは季節を通じて同じコンセプトで制作され、春から冬まで素材の組み合わせにより自由にコーディネートができます。

日本の仕事着よりインスパイアされたたっつけパンツなどの衣、1920年代のワークウェアをモチーフにしたドレスやシャツ、18世紀のインド更紗をモチーフにした古花模様のドレスなど、日々を豊かにするコレクションが並びます。

色は貝、黒、蜜蝋、翡翠、墨、琉球藍を揃え、清々しい風を通してくれる優しい衣が季節の装いを彩ります。

 

©︎COSMIC WONDER

 

 

COSMIC WONDER

North Village Light

 

私の村には面白い集会場があります。300年ほど前の茅葺き屋根の大きな古い建物で、中に入ると広い土間に、土と木でできた雰囲気のある使い込まれた台所と沢山の人が座れる食卓を中心とした集会場です。集会場というよりは自由な村のレストランという方が想像ができるでしょうか。集会場は村に住む誰でも使うことがいつでもできて、台所には色々な食材を持ち込み、美味しいものを作って、自由に食事を食べられるようにしています。大勢でご飯を食べたい時や、時間がある時、お話がしたい時、食材がたくさん余って共有したい時、食材が家にない時など、それぞれ好きな時に集会場に行きます。誰かが食事を作って、次の人の食事が足らなくなったら、食べ終わった人や作れる人が作っておきます。作りたくない人は作らなくて良いし、話をしたくない人は離れて食べても良い、一人ひとりの心地よさが許される場所になっています。畑や農場で余ったものをみんなで楽しむことを基本に、食材は村の予算で払うこともあったり、払わなかったりとその都度の加減によって成り立っています。村の農家さんが自然農や無農薬で作った上質なお米や野菜、卵やお肉もあれば、それぞれの畑で育てた心のこもった美しい食材まで豊富に台所に集まります。加工品も村の中に工場があり、余ったものなどが集会場に置かれています。お料理を作ることが楽しいという人たちが料理を作り、食べることが楽しいという人たちは食べて会話をし、村の人たちの無理のない気持ちを尊重することが、この集会場が長く存続する理由だと思います。

また、村へ提案する新しいアイデア、何か問題がある時にも集会場に行きます。そこにいる人たちで話し合った後に、村の大きな集会で話し合います。もちろん村の大きな集会もこの食卓を囲みます。かつて上がった議題で面白いプロジェクトに発展したものがあります。村が所有する山や森に人が手を加えてしまい不自然になってしまった自然をどうしていくかという問題がありました。それから、様々な分野の技術者や研究者などに意見を聞き、今では少しずつ山や森を自然に戻していくことを実践しています。それは、目に見える大きな問題になる前に、人が肌で感じる直感や心地よさを取り戻し、村の人たちの感覚を研ぎ澄ませる活動でもあります。

私が楽しみにしている日があります。それは、村の料理家や村外から料理家が来て、村にある材料で特別な食事を作っていただき、村の多くの人が集まる日があります。その時は、みんなでお金を払うこともあるし、料理家に必要なものをプレゼントする人もいます。この会の集まりには、それぞれが大いにおしゃれをして参加します。今の私のインスピレーションの源はここに集まる村の人たちの服装です。先日、国籍のない原初的な料理の会がありました。それぞれがおしゃれをして、100年以上も前の作業着を素敵に着こなす男性も印象的でした。その中に、村に住む年配の白髪の髪の長い女性が私の心を捉えました。ヨーロッパの19世紀の黒いロングドレスをゆったりと着れるようにリメイクをして、鹿皮の小さなバックを手に持ち、足元はアジアのつま先が反り返り尖った靴を履き食事会に来られていました。髪型は19世紀後半のようにふわりと結ったスタイルがとても素敵でした。その美しさは、何にもとらわれない豊かな心で全てを融合した自由さ、時間や次元を超越した感覚、リラックスしたユーモアー、何よりも全てを受け入れるような優しさが放たれ、彼女の存在と出立ちに集会場の空間がより一層あたたかな場に感じられました。

AAWAA

 

 

©︎COSMIC WONDER 集会場の日干し煉瓦

 

©︎COSMIC WONDER 19世紀フランスの大麻布袋

 

©︎COSMIC WONDER ガラ紡*による無農薬栽培綿ツイードの仕事着

*ガラ紡 19世紀末に元僧侶の発明家、臥雲辰致により開発された紡績機。綿のオクソ(落ち綿)を使い手紡ぎのような糸を紡ぐ

 

©︎COSMIC WONDER 꽃신(コッシン)

 

 

COSMIC WONDER Free Press
North Villageの集会場

 

 


 

「かごや」

Light & Will

 

 

そして5月13日(土) ~ 5月21日(日)の期間、st company KIRYUではLight & Willによる「かごや」を開催いたします。


古から今、そして未来へと繋がる「日本の籠」との出会いを求め、日本各地を巡る Light & Willが、秋田、宮城、長野、沖縄の籠を携えて、st companyにやって来ます。

代を継いで持つことのできる山葡萄などの樹皮籠、しなやかで丈夫な根曲竹などの竹籠、100歳を超えても美しい仕事を探求し続ける職人による月桃の籠、日本の名工による籠が並びます。


ぜひこの機会に日本の手仕事に触れてみてください。

 

 


 

 

美しき暮らしの衣が日々の輝きをつくり光の空間へ。

 

巡回スジュール詳細は、下記をご覧くださいませ。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

 

 

————-

 

COSMIC WONDER 「North Village Light」展

 

開催期間:

4月26日(水) ~ 5月7日(日) @st company TAKASAKI

営業時間:10:00~21:00


5月13日(土) ~ 5月21日(日) @st company KIRYU

営業時間:11:00~20:00

※ 最終入店は、「19:00」とさせて頂きます。

19:00までに入店がない場合に関してはクローズさせて頂きますのでご了承くださいませ。

※期間中5月16日(火)、17日(水)は定休日となります。

 

開催場所:
st compnay KIRYU / 〒376-0036 群馬県桐生市川岸町177-4[Google Map]/ tel:0277-22-5535
st company TAKASAKI / 〒370-0849 群馬県高崎市八島町46-1 高崎OPA 2F [GoogleMap]/ tel:027-320-8534

 

4月 16, 2023 | by | TEL: hagiwara@stcompany.com
Posted in EVENT | Tags: