FEATURE

INTERVIEW: PHEENY 秋元舞子

by Sep 17, 2014

PHEENY interview with Maiko Akimoto

Philosopy+Funny=PHEENY ———「Street」「Clean」「Relax」をテーマに、ふと手に取ってしまう服を目指し、一見何でもないような服が引き出す女性らしさやニュアンスを大事にしたデザインで、ST COMPANYでも入荷するアイテムがお客様にたいへんご好評いただいているPHEENYのデザイナー秋元舞子さんに2014 Autumn&Winter “one week”の立ち上げを機会にお話を伺うことができました。

 

秋元舞子

PHEENYデザイナー 秋元舞子

ST COMPANY(以下ST):2014秋冬コレクションは【one week】というテーマでしたが、どのような意味がこめられているんですか?

 

秋元舞子(以下秋元):そうですね・・
PHEENYは日常で着る服を作っているんですけど・・ 
自分の着たい服とか 友達に着てもらいたい服とか日常に寄り添った服なので、特別な日に着るというよりは予定がない何でもない日に着てもらいたいと思って作ったコレクションです。 それで、展示会のインビテーションもスケジュール帳だったんですが、何か予定で埋まっている日じゃなくて、何も予定のない、スケジュール帳が真っ白な日に着てもらいたいという意味でone weekというテーマをつけました。

 

私自身、毎日何かしらPHEENYの服を着ているし、洗濯していてもPHEENYの服が並ぶ事が多いし、自分の日常にはPHEENYの服があって。 皆さんの日常にもPHEENYの服がありますように・・・と思いを込めて作った服なんです。

 

友達に街で偶然会ったときPHEENYを着てくれていたり、その人の生活にPHEENYが浸透してるっていうのがすごい幸せなことだなって思っていて、 誕生日や記念日など特別な日にも着ていてくれて、その人の人生にPHEENYが関われてるっていうのがすごい幸せだなぁって思うんですよ。
そういうこともあって『あなたの日常にもPHEENYの服がありますように』と考えるようになりましたね。

 

ST:スケジュール帳などがキーワードがありましたが、そういうものから今回のコレクションができあがったのですか?

 

秋元:私はコレクションのテーマを決めてから洋服を作るのではなくて、はじめにデザインを出していき、それをまとめてテーマをつけているんです。
今回も自分が秋冬着たいものを作りました。
今回は特にそれが色濃くでたコレクションです。

 

ロイヤルプラス プロケッズ

ロイヤルプラス プロケッズ

ロイヤルプラス プロケッズはLOOKのスタイリングでもつかおうと思ったんですけど使ってないですね。。。これはお気に入りの一足で特に思い入れがあります。

 

何着てもその人らしさが出たり、着ることが上手な人っているじゃないですか。
年齢重ねてくると自分の似合う服が分かってくると思うんですけど、私は冒険しないタイプなので、もっと自分に似合うものを、年を重ねていくにつれて知っていきたいなと思ってます。 なので好きな物はどんどん集めてますね。秋冬はマノロブラニクのシューズを買いました。自分的には背伸びしたようなアイテムなんですけど、そのシューズがあったおかげで作る洋服にも影響がありました。

 

ST:PHEENYとしてシューズは展開されていませんがどのように考えていますか?

 

秋元:靴はその人のこだわりが一番ハッキリでると思っているんですよ。
自分もそうなんですけど、女性はそれぞれ好きなブランドが決まっていると思うので今は作っていません。

 

PHEENYのロゴが刻印された水牛ボタン

PHEENYのロゴが刻印された水牛ボタン。当店にてPHEENYのアイテムをチェック。

 

ST:今回のコレクションで特にこだわったところは?

 

秋元:毎シーズン一個一個少しづつアップデートさせて作っていこうと思っているんですけど、今回は水牛ボタンにPHEENYのロゴを刻印したというのが新しくかわっているところです。
同色なのであまり目立たないんですけど。

 

気に入っている服はデザインや着心地がいいとかはもちろんなんですけど、ボタンや細かい仕様などもどんどんその服に愛着がわいてくるポイントだと思うんですよ。 細かいディテールなのですが、今回は更に服に愛着を持たせたいなって思ってボタンを作りました。

 

ST:数シーズン見てきて今回は特にスウェットがグレードアップしているように感じました

 

秋元:スウェットシリーズは自分自身もすごい着るし、友達が『毎日着てるよ』って言ってくれたり特に気に入ってくれているんですよ。
『毎日着たくなるもの ふと手に取ってしまうもの』っていうデザインコンセプトがあるからスウェットはとにかく着心地を意識して作ってますね。
スウェットは素材感を一番大事にしてます。

 

ST:シンプルでベーシックなアイテムって最近はよく見かけると思いますがPHEENYならではのポイントは秋元さん自身どう考えていますか?

 

秋元:サイズ感と着た時の“しっくり”感だと思っています。
自分でパターンをひいているから、自分で気になるポイントをパターンで調整したり、好きなバランスを細部まで落とし込めるから、 着た時に『あれ なんか綺麗に見える』とか『しっくりくる』と感じてもらえるのではないかと思います。
自分自身、女性だし、年齢もお客様と近いし、PHEENYを着てくれている方との距離が近いんじゃないかなと自分では思ってますね。

 

ST:PHEENYの着用イメージとしては秋元さん自身と同じくらいのサイズ感ですか?

 

秋元:私くらいのサイズ感の子はもちろん似合うと思うんですけど、女性らしい体型の方がPHEENYのようなカジュアルなアイテムを着ると健康的に見えて、すごく似合うなって思いますね。
ヒップやバストのしっかりある女性が着た時のPHEENYもすごく好きです。

 

HAVE A NICE DAY

その人らしく、生活の一部となるように。

ST:秋元さんの考えるPHEENYらしさって何ですか?

 

秋元:誰が着てもその人に似合う服。
ファッションを楽しむというよりは、着た人がその人らしくいられる服。

 

ST:PHEENYらしく着るにはどこを気を付けたらいいですか?

 

秋元:PHEENYらしく着るには・・・特にないです。
その人の持っているものと合わせてもらいたいし、全身PHEENYじゃなくてもいいと思っています。

 

ST:服・コーディネイト・人・何が主役になればと思って作っていますか?

 

秋元:着てくれる人の生活です。
誰かの生活の一部にPHEENYがあればいいなと。
クローゼットになんか増えてしまうなぁとか なんかこればっかり着てしまうとか。そして、それをボロボロになっても着てもらいたいですね。

 

ST:今後はどのようなブランドにしていきたいですか?

 

秋元:今のペースでゆっくりと成長できたらいいですね。

テーマはあってもそんなに服作りは変わっていないから毎シーズン合わせられると思います。
そうやって着てみたいなって思ってもらえるような服を作っていけたらないいですね。

 

ブランドを始めた当初はスカートは膝上丈しか穿かなかったんですよ。
13AWくらいまでは膝上丈しかなかったんですけど14SS頃からだんだん自分も着る洋服とか、体型で気にするところが変わってきて、スカートの丈が長くなっていきました。
そういう変化は良い事だと思っていて、いい意味で変わっていければと思ってます。
すこしづつPHEENYも大人になっていくのが良いですね。

 

ST:最後に…今どこに行きたいですか?

 

秋元:グランドキャニオン。大自然に圧倒されたいです!

川とか海が大好きなので、夏はバーべキューして川に飛び込みたいです。

あとは、タイにいきたいですね。
前回の春夏コレクションはちょうどタイに旅行に行っていたタイミングで作っていたので、『旅先で着たいな』とか、『海行く時あったらいいな』とか、旅先で感じたことが服にもでていましたね。

 

ファンの方へ一言

 

PHEENYの服を着て、少しでも毎日が楽しくなったりその日の気分が上がったりしてもらえたら幸せです。
これからもPHEENYらしくマイペースに服作りしていきますので楽しみに待っていて下さるとうれしいです。

 

PHEENY

PHEENY 2014 A/W COLLECTION “ONE WEEK”

 

今回、PHEENYデザイナーの秋元さんにインタビューさせていただいて、 秋元さんの考えるPHEENYらしさが彼女からすごく伝わってきました。
14Autumn Winter Collection【one week】もそんな彼女の思いがつまったコレクションになっています。

 


Sep 17, 2014 | by | TEL: info@stcompany.com
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